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さて、あまり自分の素性については、twitterでもこのブログでもあまり話してこなかったかもしれませんね。
自分は理系の大学(電子電子系専攻、特に半導体プロセス専攻)の修士課程まで進んで、その後新卒で某半導体企業に入社しました。入社して3年経った頃、一回目の転職をすることになります。そして、某自動車部品の会社に転職し、5年間くらい勤めました。そして、昨年、2019年の9月に、外資系の自動車部品会社に転職しました(2回目の転職)。
今回はどうやって外資の企業に転職してきたか?について、まとめていきたいと思います。
転職を考え始めてから最初にしたこと
一回目の転職のとき、リクルートエージェントなどの日本の転職エージェントに登録して転職活動をしていました。それと並行して、LinkedInというサービスにも登録していました。
まず、Linkedinの職歴等のプロフィールを最新の情報に更新していきました。ここで重要なのは、職歴などはすべて英語で記入することです。
LinkedInって?
LinkedIn(リンクトイン)は、世界最大級のビジネス特化型SNS、および同サービスを提供するシリコンバレーの企業。2003年5月のサービス開始後、アメリカ合衆国を始め、世界各国で普及し、2018年4月現在、登録メンバーは5億4千万人を超す[3]。日本では200万人以上が登録している[4]。 創設者はリード・ホフマン、現CEOはジェフ・ウィナー。
https://ja.wikipedia.org/wiki/LinkedIn
LinkedInでは、利用者がビジネス専用のプロフィールを作成し、サービスの中でビジネスのつながりを広げ、ビジネスパートナーや人材を探したり、営業先の顧客や商談先、専門家などとコンタクトを取ることができる
https://ja.wikipedia.org/wiki/LinkedIn
と、まあ、Facebookに近いものですが、様々な転職エージェントが日々登録者を検索しており、中途採用を検討している企業にマッチングしそうな人には繋がりの申請や、メッセージを送ることが日常的にされています。
また、企業も、採用情報をLinkedInに掲載することもでき、登録者はLinkedIn上で応募することも可能になっています。
エージェントからのつながり申請とメッセージ
LinkedInに登録していると、上記のように様々な転職エージェントから連絡が来て、つながり申請を承認すると、直接メッセージのやり取りができるようになります。その中でその時に募集中の様々な募集案件について、エージェントの人から聞くことができます。エージェントの人は、その人のプロフィールを見ているので、その人の経歴にあった案件を紹介することになりますね。
情報交換の中で、実際に電話や面談したりして、より自分の転職の理由や求めているものについて、情報交換していき、マッチングしそうな案件について、詳細な募集要項や求人票を送ってもらうことになります。
エージェントによっては、自分の英語の会話力も電話で確認されることもありました。
履歴書(和文)、職務経歴書(和文)、レジュメ(英文)の準備
外資に転職する場合でも、多くは日本法人に所属ということになるので、大抵の場合は和文の履歴書、職務経歴書も必要となります。それに比べて英文のレジュメが必要になります。
それぞれは、新卒のときと違って(今は違うのかな)エントリーシートのような企業毎に決まったフォーマットがない場合が多いです。 基本的にはWORDで作っておいて、使い回せばいいと思います。
英文レジュメのフォーマットは、ネットで検索すると色々出てくるので、作成しやすいのを選んで作成すればいいと思います。
例)Robert Waltersのページ
履歴書(和文)、職務経歴書(和文)、レジュメ(英文)のエージェントへの送付
作った資料をエージェントに送ると、内容の確認や、添削等もやってくれる場合が多いです。また、一度送ってしまえば、実際に企業側に提出するのもエージェントがやってくれます。
逆に言うと、企業によって異なる資料を送り分けたい場合は、事前に行っておかないと勝手に送ってしまうことがあるので注意が必要です。
求人案件への応募
紹介された案件について、興味があって応募したい場合は、エージェントにその旨を伝えるだけで上記資料を送付してくれ、応募が完了します。
その後、企業側で資料を確認し、面接に進むようであれば日程の調整をエージェント経由で実施することになります。
面接~内定
これはもう新卒の場合でも日系の会社の場合でも同じ流れだと思います。
複数回の面接を経て、合格となれば内定となり、オファーレター(入社条件:年収等が記載された書面)が提示されます。実際の希望年収は新卒時と違って、それまでにエージェントの人と調整したり、面接の時に聞かれたりするので、実際にオファーレターを提示される段階では希望年収から大きく異なることはないと思います。
オファーレター承諾、提出
最終的に、提示されたオファーレターに承諾のサインし、企業に送ると内定となります。あとは企業側と入社日程の調整となります。
自分の経験
2社目にいたときの最後の仕事が海外向けの案件だったのもあり、海外の開発拠点やお客さんとやり取りしていたので英語は業務で使っていて、TOEICの点数も700点後半に気づけばなっていました。でも、英語能力自体は当時(今も)自信はなかったのですが、英語がペラペラな先輩に「〇〇君だったら外資の会社でも英語問題ないよ」と言われたのが外資への応募に踏み切れた要因でした。
2019年5月中旬:Linkdinを通じて情報収集を始める(エージェントとつながって案件を紹介される)
2019年5月末~6月頭:複数のエージェント(会社)から様々な案件の紹介を受け、興味のある案件の応募をする
2019年6月~7月:書類通過の3社について、面接(一次、2次=最終)を受ける
合格通知の受領、
2019年7月中旬:会社に退職届の提出、内定企業にオファーレター提出
2019年8月:有給消化
2019年9月:入社
結果として、LinkedInでの活動のみで転職活動が完了しました。ちなみに、受けていた会社は、外資2社、日本企業1社です。その全てがLinkedInで繋がったエージェント経由での応募でした。エージェントは応募した会社それぞれ違う会社だったので、結局3社と連絡は取り合っていました。面接はプレゼンやったりしましたが、質疑応答が英語かというとそうではなく、ある意味予想と違っていました。
まとめ
最初の転職では、リクルートエージェントを使って転職をしていました。ただ、2回めの転職ではLinkedInだけで完結したので、一回目に比べるとだいぶ楽だった印象があります。是非外資企業への転職、就職に興味がある方は、第一歩としてLinkedInに登録することをオススメします。
もし、具体的な質問等ありましたら、回答することは可能ですので、ぜひ、contactからコメントいただければと思います。